「トラックのロング車両の奥まで荷物を楽に積み込みたい」
「ウィング車がない場合の効率的な積み込みの方法を知りたい」
「奥まで荷物を積み込んだけど降ろすのが大変」
こういったことでお困りではありませんか?
ウィング車ではない車両では、荷台の奥の方まで荷物を積み込もうと思っても、フォークリフトが届かない場合が多いと思います。
また、積み込む際と降ろす際の条件が違うため、手積み手降ろし作業が必要になっている場合もあると思います。
そのような場合に奥まで荷物を積み込む方法をまとめました。
その時の状況や荷物の状態に合わせた効率的な積み降ろしの方法がわかります。
目次
方法① 二段置き
方法② ツメの先でパレットを押す
方法③ 次の荷物で押し込む
方法④ アタッチメントを使う
方法⑤ フォークリフトごとトラックの荷台に侵入する
方法⑥ 車両内でハンドリフトを使う
方法⑦ イノリフトを使う
方法① 二段置き
荷物を一旦手前に置いて、バックしフォークを浅く差し直して、そこからさらに奥の方に荷物を置き直す方法。
車両の荷台がそんなに広くない場合は、この方法が効率的です。
しかし、荷物の位置の微調整は可能ですが、わずかしか奥の方へ荷物を移動させることができないので、ロング車のようなトラックの奥まで積み込むことはできません。
また、ツメの先の方に重心が偏るおそれがあり、注意が必要です。
方法② ツメの先でパレットを押す
ツメが届く範囲の距離まで荷物を奥に押し込むことができます。
この場合に注意することは、ツメでパレットを壊してしまうおそれがあることです。
方法③ 次の荷物で押し込む
この方法は荷物の大きさ分だけ奥に押し込むことが可能です。
しかし、次の荷物が同じような形状のパレット積みのものでない場合はできませんし、荷物で押す際にバランスがくずれて、荷物が転倒するおそれがあります。
方法④ アタッチメントを使う
前に押し出す機能がついたフォークリフトのアタッチメントを利用することで、奥の方まで荷物を積み込めるようになります。
押し出す機能だけでなく、引き出す機能がついているアタッチメントもあります。
この場合の問題点は、アタッチメントの費用がかかるのと、取り付け取り外しが簡単にできないという点です。
方法⑤ フォークリフトごとトラックの荷台に侵入する方法
この方法が一番確実に荷台の奥の方まで荷物を積み込むことが可能です。
しかし、フォークリフトとトラックの荷台の高さを揃えるための場所の確保や、スロープを設置できるスペースが必要になります。
また、ある程度大きいトラックでないとフォークリフトが入れません。
積み込む場所と配送先では条件が違い、手積みや手降ろしが必要になってしまう場合もあります。
方法⑥ 車両内でハンドリフトを使って荷物を移動させる
車両の荷台でハンドリフトを利用すれば荷物を押し込んだり、引き出したりすることが可能です。
この場合は、ハンドリフトを荷台に積み込んだり降ろしたりする手間が必要です。
方法⑦ イノリフトを使う
イノリフトは車両の荷台に荷物と一緒に積み込むことができます。
車両内でハンドリフトを使用するように荷物の移動が可能です。
車両の荷台のスペースを有効に活用でき、押し込むことも引き出すこともできるので、配送先で楽に荷物を降ろせます。
もちろん荷台内での荷物の移動だけでなく、フォークリフトとして荷物を降ろして配送先の指定の位置まで運べます。
イノリフトの特長はこちら
これまで、奥まで積み込んだ荷物は配送先で手降ろしをしなくてはいけなかった作業が画期的に改善されます。
大幅な作業環境の改善と作業のスピード化、効率化が期待できます。
ウィング車が不足している場合でも、観音開きのトラックで対応でき、車両不足や人手不足の解決策の一つとして考えられてはいかがですか?
イノリフトで荷台の奥に荷物を積み込む動画
まとめ
状況に合わせたおすすめの方法
- わずかな荷物の位置の調整には二段置きや、フォークのツメで押して調整することが可能
- 積み込みだけなら、次の荷物で押すことで対応可能
- コストをかけられる場合はプッシュプル機能のアタッチメントが有効
- 比較的大きいトラックや、広い作業スペースがある場合はフォークリフトごと荷台に乗せる
- パワーゲートがある車両ならハンドリフトで荷物の移動が可能
- イノリフトは積み降ろし、荷台内での荷物移動に便利
イノリフトはあらゆる状況にも対応できるので、観音開きのトラックなどで奥までフォークリフトが届かない場合におすすめです。
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